システムエンジニアのメンタルヘルス

システムエンジニアはプロジェクト進捗管理能力、正確性、納期を遵守する几帳面さ、コミュニケーション能力、技術力が求められ、お客様のニーズを満たすため様々なスキルが必要です。時間外労働が多いのも特徴の一つです。一旦プロジェクトのメンバーになると通常は複数人数で業務を遂行します。
また規模の大きいプロジェクトでは別プロジェクトにも突発的に参加しフォローすることもあります。自社ではなくお客様の企業内で仕事をすることも多々ありますので労働時間管理が難しいです。メンタルヘルス対策を施している会社も多いのですが、各プロジェクト全てが可視化されていないため、各エンジニアの業務量が把握しにくく、エンジニア自身が普段からストレスを自覚しセルフケアを積極的に行う必要があります。

一旦うつ病を発症するとプロジェクトが立ち行かなくなりますし、何より本人が回復のために長い時間をかけて治療に専念し復帰することになりますので、このような事態になることは避けるべきです。自分のストレスに気づく癖を普段からつけておくことをお勧めします。まずは心の面ですが、イライラしたり、無気力、不安を感じたり、緊張したりしていないでしょうか。体の面では食欲がなく体重の減少、寝つきが悪いということはありますか。仕事上でも些細な環境の変化がストレスを招く原因に深くかかわっていることがあります。セルフケアを怠らないことと適度な休息が必要です。

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